こんにちは!料理家・山田玲子です。4月に大麦の生産地に取材に行ってから待ち焦がれていた大麦の刈り取りに行ってまいりました。
お天気や雨に左右される刈り取り。5月も半ばを過ぎると福井地方の天気予報ばかりが気になってしまいます。何度もJAさんや生産者さんと調整いただいた結果、日取りが決定しましたとの連絡。今年は例年より生育が早かったそうですが、5月の最終週に雨が続いたので、6月1日に伺うことに。「1日よ!お天気で!!」と祈りながら、幼いころの遠足を待つようなワクワク気分でした。
お天気や雨に左右される刈り取り。5月も半ばを過ぎると福井地方の天気予報ばかりが気になってしまいます。何度もJAさんや生産者さんと調整いただいた結果、日取りが決定しましたとの連絡。今年は例年より生育が早かったそうですが、5月の最終週に雨が続いたので、6月1日に伺うことに。「1日よ!お天気で!!」と祈りながら、幼いころの遠足を待つようなワクワク気分でした。


4月にも訪れた福井県坂井市の「JA花咲ふくい」さんで生育状況と刈り取りについてのお話を伺いました。今年は、天候にも恵まれて出来も上々とのこと!大麦は、出荷時の水分量を13%にするため、水分量30%程度になると収穫をスタートします。正確には、計器で計るそうですが、大体爪でつぶしても割れないくらいが刈り取りの目安。
大麦刈りが始まると、各生産者さん方が一斉に仕事にかかります。コンバインを作動して大麦を刈る〜カントリーに運ぶという作業が1週間ほど続きます。
大麦刈りが始まると、各生産者さん方が一斉に仕事にかかります。コンバインを作動して大麦を刈る〜カントリーに運ぶという作業が1週間ほど続きます。
圃場に出ると、黄金の麦が風にたなびいています。まさに麦秋……。などとうっとりと見とれてはいられません。4台のコンバインが、どんどん大麦を刈っていきます。見上げる空は青空!絶好の大麦刈り日和です。
作業中の生産者さんに、一台のコンバインに乗せてもらいましたよ。立ったままハンドルを持ちながら進んで行きます。バリバリと麦を刈る音とともに、麦粒だけがコンバインに吸い取られます。一杯になると農道に待機しているトラックに麦を流し入れ、また刈り取り……の繰り返し。圃場では4台のコンバインがフル活動。あれよあれよという間に、黄金の大麦が刈られて行きました。
作業中の生産者さんに、一台のコンバインに乗せてもらいましたよ。立ったままハンドルを持ちながら進んで行きます。バリバリと麦を刈る音とともに、麦粒だけがコンバインに吸い取られます。一杯になると農道に待機しているトラックに麦を流し入れ、また刈り取り……の繰り返し。圃場では4台のコンバインがフル活動。あれよあれよという間に、黄金の大麦が刈られて行きました。



トラックに積みこまれた麦は、カントリーと呼ばれる乾燥場へ運ばれます。カントリーの入口にある鉄板でトラックごと重量を量り、同時にサンプルを取り品質検査をします。
その後、麦乾燥の倉庫に流し込みます。空のトラックは出口でまた重量を量り、流し込んだ麦の重量を算出するとのこと。
このカントリーで水分量を13%まで乾燥させて、ようやく出荷されるのです。
その後、麦乾燥の倉庫に流し込みます。空のトラックは出口でまた重量を量り、流し込んだ麦の重量を算出するとのこと。
このカントリーで水分量を13%まで乾燥させて、ようやく出荷されるのです。

大麦を刈った翌日は、麦を使ったお料理を作りました。前回の取材時に、あまり麦料理を食べる機会がないと伺い、生産者のみなさんが丹精込めて作られた麦を使った料理や、今人気がある麦料理を知っていただこうと思い、地元・福井の特産品もとりいれたメニューを考えました。当日作ったお料理はこちらの4品です。

福井産ファイバースノウを使った「純麦」入りのお米にドライトマト・ケイパー・イタリアンパセリを混ぜた、イタリア風のおむすび。
ジャガイモのせん切りとすり卸しを茹でた「スープで食べる麦」と一緒に焼きます。
モチモチ感、シャキシャキ感、麦のプチプチ感の3つの食感を楽しんでいただきます。
福井の特産品である、フルーツトマト「越のルビー」の中に麦サラダを詰めた一品。
「スープでたべる麦」に細かく刻んだピーマン・セロリ・キュウリと枝豆をあわせました。
鶏の手羽元と小玉ねぎを水と昆布だけで煮て、「押麦」を入れたお料理。お鍋ひとつでできます。
生産者の竹内さんのお声がけで8名の生産者さんと、「JA花咲ふくい」さんから3名に地区の区民会館に集まっていただきました。ひとつずつお料理を説明した後、試食タイム。「こんな料理があるんだ?ごはんに混ぜるくらいしか知らなかった」「昔から麦は体にいいから人気が出ているとは聞いていたんだけど、あまり食べていなかった」等、楽しい会話とともに食事が進みました。中でも人気だったのは「麦煮」です。「ビールがほしくなるね!」なんて声も。
「ジャガイモのガレット」も「これがジャガイモなの?食感がおもしろいね」「麦も入っているんだ?!」と喜んでいただきました。

天気を絶えず気にしながら、大麦の成長を見、刈り取りの連絡とともに梅雨前に一気に作業をする。そんな大切な時期にお邪魔させていただき、お忙しい中にもかかわらずみなさん親切に農作業ビギナーの私を指導くださいました。心からお礼申し上げます。
実際に生産者のみなさんが、麦や農作物を愛しみ、丹精込めて作られていらっしゃる姿を目の前にして、もっともっと大麦の美味しさや、身体にもよいことを伝えていかなければと思いました。翌日の試食会でも、仕事の合間にご参加いただき、楽しい話をたくさん聞かせていただきました。「こんな料理もあるんだな」と笑いの絶えない食事会でした。
「食する事は人の和なり」を信条とする私にとって、生産者さんに大麦料理を食べてもらったことは最高のうれしい時間でした。
実際に生産者のみなさんが、麦や農作物を愛しみ、丹精込めて作られていらっしゃる姿を目の前にして、もっともっと大麦の美味しさや、身体にもよいことを伝えていかなければと思いました。翌日の試食会でも、仕事の合間にご参加いただき、楽しい話をたくさん聞かせていただきました。「こんな料理もあるんだな」と笑いの絶えない食事会でした。
「食する事は人の和なり」を信条とする私にとって、生産者さんに大麦料理を食べてもらったことは最高のうれしい時間でした。
取材先データ:JA花咲ふくい http://www.hanasaki.or.jp/


