2010年7月

アメリカでの主食文化?

 今朝も5時半に起きて約1時間ほど走って気持ち良い汗をかいたのですが、その最後、家に着く直前にハッとひらめきました。以前から私はThe Kokumotsu Companyと、あえて穀物をKokumotsuという言い方にして、日本の穀物文化を世界に広めよう!といってきたのですが、これはもう一つどういうことなのか、私の中で不明確でした。ただ、日本に独特の穀物の文化があるはずだ、という思いがあったのでそういうものを世界に広めよう、ということだったのですが・・・。今回のアメリカでの食事を経験して、また昨日、社員のみんなとアメリカで買ってきたお米製品を試食してみて、ハッとしたのです。

 

 それはアメリカには穀物を主食として捉える概念がないのではないか?ということです。シカゴで立派なステーキハウスで美味しいカンザスビーフもいただきました。またシカゴで有名なピザのお店にも行きました。ロスでは美味しいコース料理もいただきました。しかしやっぱり穀物を主食にして、それをおかずで食べる、という概念は全くないよなあ、と思ったのです。また昨日試食した無菌パックのご飯なんかちょっと日本人では食べられないようなレベルだったのですが、あれは日本人にとっての主食としてのご飯ではなく、付け合せの一つくらいの食材なのか・・・と思い至ったんです。要するに日本の穀物文化というのは、ご飯を主食にしてこれを中心に食事が成り立つ、ということなのか、ということに気付いたのです。

  

 確かにアジアをもっと研究しないとこの穀物=主食というだけでは日本の独自の文化というにはあたらないかもしれません。しかし少なくともアメリカではこの穀物を主食とするという考え方を文化として広めていくことがThe Kokumotsu Companyとしての役割なのか、と思えてきました。このアプローチはもしかすると非常に大変なことかもしれません。お醤油だってアメリカであれだけ普及していますが、それは日本人が考える醤油の使い方ではなく、アメリカの文化に融合した形で普及しているのですから。お米の市場があれだけ広まったのは主食ではなかったから、ということも言えるのでしょう。ただ我々が目指す方向性として穀物を中心に据えた食生活をどこまで浸透できるか、ということに挑戦したい気がしてきました。

 

 だからこそ我々が気をつけねばならないのは、日本人が評価するお米の価値観と主食文化のないアメリカに住む方々が評価するお米の価値の軸は全く違う、ということです。当然のこととして雑穀への評価もまた全く違うことになるのでしょう。昨日食べたアメリカの加工食品を「なんだ、こんなまずいものを食べているのか!」といってしまうのは簡単ですが、なぜこういうものが事実として普及しているのか、ということをもっと考えねばならない、、ということでしょう。自分達の価値観からアメリカでの市場展開、商品開発をしていってはいけない、ということです。幸い我々にはオーストラリアのスタッフ、アメリカの販売代理人のパワーもあります。こういう人たちの知恵をネットでフル活用して、事業展開していくってなんだかワクワクします。さて、どうなりますか・・・。

アメリカに行ってきました

 このブログの更新も滞りがちで反省しております。実は先々週から8日間ほど、久しぶりにアメリカ・ロサンゼルスとシカゴへ行ってまいりました。最近の私の海外の定番は、オーストラリアか中国でしたので、良く考えるともう5年以上アメリカには行ってなかったのでした。11月にはWORLD OF FLAVORsという大きな展示会に出展することも決めていますし、これから伸ばす市場として今回はアメリカの市場視察に行くことにしたのです。久しぶりのアメリカはやっぱり面白かったです。そしていろいろなことを実感して帰ってきました。

 

 まずこれまで漠然とアメリカ市場という風に捉えていたのですが、まず地域によって大きな差があることを改めて認識しました。今回は2箇所だけでしたが、それでも状況はかなり違いました。おそらく東海岸はまた大きく違うのでしょう。ロスは既にアジア系の人々が多く生活し、スーパーマーケットもそういう品揃えが充実していました。またヒスパニック系の方も多く、多くの民族が混在しているという感じです。当然食生活もその影響を受けており、今後はこういうアジア系、ヒスパニック系の方々がアメリカという国で存在感を高めていくのだ、ということを実感できました。当然、食品市場もこういう民族の変化に影響を受けるのでしょうし、そこにまたビジネスチャンスが生まれるのだと思います。

 

 そして多くのスーパーマーケットを見させてもらって一番私が刺激を受けたのは、お米を使ったインスタント食品の充実振りです。私が前回見たのはかなり以前ですので比較すること自体がナンセンスなのかもしれませんが、すべてのスーパーでお米を使った加工食品(無菌米飯、味付けが一緒になったいわゆるピラフ類のセットミールなど)が本当に沢山並んでいてビックリしました。もちろんお米そのものも充実していましたし、私が注目するその他の穀物(マルチ グレインと呼ぶようです)も当然のように多数並んでいました。どうやらアメリカではキヌア(キノア)が一番ポピュラーのようですね。これはやはりヒスパニック系の住民の影響でしょうか・・・。マルチグレインをうたったライスクラッカー(要するにおせんべい)もヒットしているようです。試食するためにスーツケースをもう一つ買って沢山買い込んできましたよ。

 

 現地の方にいろいろと伺うと、食生活にもいろいろと変化があるようです。曰く、「ウマミ(旨味)という言葉が普及し始めているし、それを理解できる味覚を持つようになってきた」。最近では日本人でも美味しい!と思えるスイーツも現れるようになったとか・・・。曰く、「食物繊維への認識が高まり、需要が増えている」。曰く、「日本食に対して寿司だけではなく、ヘルシーな食としてのニーズが高まっている」。などこれから当社もいろいろと活躍できそうな話がありました。さて、今回得てきたいろいろな発見をどうやって社内で具体的で動かしていくか?これが私の仕事です。

 

 それにしても今回も感じたのは自分の英語の未熟さ。一緒に行った某食品会社の社長は留学経験があり、ストレスなくいろんな人と英語でコミュニケーションを取っているんです。うらやましいですねえ。やっぱり無理してでも留学しておくべきだったなあ、と思っても後の祭り。今からできることで何とか精一杯の英語力を身につけないとお話にならないと痛感して帰ってきました。英語という道具が使えなければ、世界ではコミュニケーションが取れませんものね。元商社マンなんて恥ずかしくてとても言えません。どうやって英語を上達させるか?これが目下の一つの課題です。

 

瑞垣山登山

 昨日、高校時代の友人夫妻と共に山梨・北杜市にある瑞垣山に登ってきました。内輪では「登山部結成第1回合宿」ということになっていまして、友達である佐々木君のアレンジで今回は瑞垣山ということになったのです。この日は朝からポツポツトと雨が降る微妙なお天気で、登山決行するか迷いましたが、山小屋のおじさんのアドバイスもあり決行となりました。

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登り始めて1時間位のところでしょうか。天鳥川を渡るところです。昨夏経験した富士山登山に比べれば、やっぱり楽だなあ、という印象ですが別に苦しいから良いわけではないですからね。歩きながら景色を楽しんだり、お話ができる登山というのも良いものです。おっと、本来登山の楽しみはそちらか・・・。

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奥様同士も楽しんでおりました。瑞垣山は森の中を歩くようなところもあれば、水がちょろちょろと流れるところを登ったり、岩をよじ登るようなところがあったりと、非常に多彩な場面がある山でした。

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  のこぎり岩をバックにワンカット。こういう不思議な形の岩がドンドン出てきて、面白かったです。どうしてこんな岩が山の頂上近くにあるんだろうって。花崗岩の堅い部分が浸食に削られずに残ってこういう形になったと瑞垣山荘のおじさんは言っていました。

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こちらももっと近くなったのこぎり岩をバックにワンショット。

不思議な岩は一杯ありました。有名な桃太郎岩も本当に大きな桃が割れたような面白い岩でした。

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ゆっくり休みながら3時間で余裕で山頂に到着しました。8時出発で11時到着という感じです。この後、実はサプライズが待っていました。

 なんと友人の佐々木君がチーズフォンデュをやるために様々な準備をしてくれていたのでした。我々夫婦はローソンで買ったおにぎりだったので、びっくりしてしまいました。ちゃんとバーナーで火を起こしてたっぷりのチーズを溶かして、それをソーセージやフランスパンや、野菜に絡めておいしく頂きました。さらに缶の赤ワインも準備してあって、至れり尽くせりのランチでした。最後にはイカスミのパスタソースまで出てきて、ノリでおにぎりをリゾットにしてしまいました。これもおいしかったなあ。こんな豪華な山頂の食事があるなんて!このために佐々木君は重い荷物を背負って頑張っていたのでした。脱帽です!

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 こちらは山頂でのツーショット。今回は二人とも非常に余裕がありました。こういう楽しみながらの登山も良いものです。たっぷり1時間半くらい山頂で食事を楽しんでから下山し、2時間半で瑞垣山荘に到着しました。合計5時間半歩いたことになるんだなあ。今日は心地よいくらいの筋肉痛です。

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 ひとつ残念だったのは山頂からの景色。ガイドブックによるとここから富士山、金峰山、八ヶ岳、南・北アルプスに御岳山という山々がみられるはずなのですが・・・。ガスがかかって全く見えず。その代わり食事を楽しんだということで我慢しましょう。一晩明けて今朝山荘を発つときには、雨上がりの快晴で「きっと今日は山頂からすごい景色が見られるのだろうなあ」という思いを残して宿を後にしました。でもこれはまた次にも登りに来い、ということだと理解しておきましょう。登った後の増富の湯も良かったですし、山荘の一晩もシンプルで良かったですよ。お酒をちょっと飲み過ぎたのは想定内、ということで!佐々木君、本当に素晴らしいアレンジありがとう!登山部、第1回合宿は大成功で終わりました。

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プロフィール

社長写真

株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの45歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年のヴァンフォーレ甲府がJ1で大活躍することを心から期待しています。