先週の木曜、金曜に今回で48回目となる、全国はくばく会の総会を新潟・ホテルオークラで開催しました。このはくばく会というのは、当社が本当に昔からお世話になっている米穀卸さんの集まりでして、昭和30年代の半ばに結成し今日まで続いているありがたい会なのです。この日も全国から卸さんの経営トップの方々に約40名ほど集まっていただきました。皆さん、大変お忙しい中で来ていただいたことにありがたい、と思いました。
それにしてもこの「全国はくばく会」がこれだけ長く続けられていることはすごいことだと思います。もちろん世の中の情勢の変化の中で、この会の性格も大分変わってきたことと思います。以前は米穀卸さんというのは本当に我々にとってとても強大な存在で、何とかお願いして売っていただく、という感じでした。昨今はそれが大分パートナーのような関係になってきた気がしています。当社も変化し、The Kokumotsu Companyとして穀物をもっと食べてもらいたい、ということを存在意義にしたときに、米穀卸さんとは米をもっと沢山たべてもらう、という共通の目標を持ったことになったのでした。
今回久しぶりに私が30分ほど21年度の経営方針の発表をさせていただきました。というのも、様々なお得意先の総会に出席させていただくと、どこでも社長が自ら自分の考えを述べており、これが出席者に対する礼儀だとお思ったからです。せっかく忙しい中で集まっていただいたのだから、少しでもお役に立てる情報を提供するのがせめてもの役割であろうと、と思って一生懸命準備しました。
最近私も経営的に大いに危機感が高まっています。このままの経営では先行き、危ないぞ!という感じです。様々な要因からそういうことを感じているものですから、6月の社長目標は『全身全霊』というものにしたんです。そして今回のプレゼンの題名もいきなり『全身全霊を込めて』としてしまいました。私自身がどうも社長になって丸6年経ち、だんだんルーズになってきていることを反省し、もう一度全身全霊を捧げて経営に当たろう、という決意を示しました。
細かい内容は別にして、私がここで触れたいのは、私どもの信念である「お米はもっと価値があるもので、そういう様々な切り口からの価値の競争によってお米の消費は活性化する」ということです。お米は決して産地と品種だけで語られるものではない、ということです。新潟コシヒカリがいくらか?という競争ではないのです。そしてこの事業において、我々は「お米屋さん」というものがその役割を大きく担うものである、ということを信じているのです。
昨年5月に立ち上げた直営店、和穀菜汁・魁での経験も我々のこの仮説を裏付けるものになっています。お客様は別に有名銘柄をどうしても欲しいわけではなく、よくわからないから仕方なく何となく知っている銘柄を買うんだ、ということです。そしていろいろなお米を説明し、理解すれば、チャンレジして、楽しんでくれるということです。お米はやっぱり日本人にとって、奥の深い興味ある食材なのです。そしてお米について説明し、理解してもらって、楽しんでもらうことは絶対にお米屋さんの仕事だと思っています。またお米屋さんの責任だとも思うのです。
このブログを読んでくださっている方の中にも、「そうは言っても、今さら米穀店なんてねえ・・・」と思う方もいらっしゃるでしょう。でもそれは旧来のお米屋さんの場合です。お米を中心に様々な穀物、またそれを取り囲む食材を魅力ある形で教えて、提供してくれる米穀店ならば私はこの高齢化社会、豊かさを求める社会、健康ニーズの高まる社会において絶対に生き残れると確信しています。
何だかつい熱くなってしまいましたが、これが私どもが考えているお米の価値を作っていく基本的な考え方です。この考えをどこまで実践できるか?ある意味ではこれは当社・はくばくのThe Kokumotsu Companyにとっても大きな大きな課題だと思っています。全国の志あるお米屋さん、どうか一緒にお米の価値を作っていきましょう。これは絶対に世の中の役に立つことですから!




長澤社長、ひさしぶりにkeyをたたきます。新潟でのはくばくの会お疲れさまでした。熱弁を振るう社長の顔が想像できます。同じ目的を持つ同士が一つになって突き進むとき道は開かれると言います。これをある人が「燃える集団」と呼んでいます。1人でもおつき合いがいるとダメということのようです。今年2月に駅前の新潟東映ホテルで私の企画でシンポジウムを開催しました。もちろん米をテーマにした新技術を中心としたのですが、地元米関連のメーカー等90人以上が集まり大盛会で、参加した皆様にテーマが良かったと言われました。企画・販売は最重要ですが、新しい技術の開発も家で言えば土台の相当し、厳しい嵐も乗り越えられる強い基盤作りと差別化された技術は強い競争力を持つというのが私が繰り返し強調するところです(笑)
少し前にNHKのクローズアップ現代で林原産業の社長が出演され、同じ様なことを言っていました。林原の研究所のかっての所長と話したとき同じで、会社が一つになっているなと感じました。社風なんですね、
先日ビッグサイトの国際食品機械工業展に調査に伺いました時、食品工場長の5月号でしたっけ、表紙に燃える社長の顔が掲載されていました。
燃えろ 燃えろ 燃えろですね。
雑文失礼
小宮山美弘
小宮山先生、コメントありがとうございます。
先生も相変わらず、熱いですね。私が考えた今月の目標は「夏に燃える」です。
昨日から梅雨も明け、いよいよ夏本番。当社の乾麺、麦茶の季節です。大いに燃えていこうと思っています。
先生も是非時間を見つけて、当社にもお立ち寄りください。お待ちしております。