昨日から4月になりました。当社でも7名の新入社員を迎え、フレッシュな空気が会社に流れ込んできました。また同時に30人ほどに異動、昇進の辞令交付も行い、緊張した面持ちの中に新たな決意に満ちた雰囲気を味わうことができました。人の気持っていうのは、空気に現れると思うのですがいかが?
それにしても毎年思うことなのですが、日本の4月って本当に良いですね。ちょうど桜が綺麗なピンク色に咲き誇り、暖かい春風が頬をなでるこの時期に、新たな生活に出発する多くの人、そして迎える人、社会全体がリフレッシュされる気持ちがします。日本の春という季節がこの時期にはピッタリです。今、オーストラリアは冬に向かっているのですが、そういう季節感に異動だとすると、ちょっと寂しい気がしませんか。
当社も今年は第69期を迎えます。私も社長になってもう丸6年が経ちました。あっと言う間の6年のような気がします。これまでの多くの方々のご協力、ご指導があってここまでやってこれたと思います。そのご恩に改めて感謝したいと思っています。またいろいろな幸運もあったなあ、と思っています。基本的に幸運な6年間でした。一方で辛い事件もありました。しかしそれも過ぎてしまえば、竹で言うところの節のような、当社強くしてくれるような事件だったと思えるようになりました。
なにしろ世間ではこれだけ厳しい、厳しいと言われているときに、こういう穏やかな気持ちでこの4月を迎えていることは何よりありがたいことです。それと同時にここで気を引き締めて、さらに強い会社になるための鍛錬をしなければならないと思っています。そういう強い会社になるために最近痛感していることがあります。それは結局会社という組織の最終的な強さの源泉は、日常の当たり前のオペレーション、業務の質、レベルの高さだ、ということです。一見同じように見える業務も実は奥が深く、それをどういうレベルでやりこなしているか。またもっと良い方法はないかを常に改善しているか。そして段々深堀りしていくと他社が気がつかないことに気が付いて、「おっ、ここが面白い」ということになるんですよね。
実は昨日の月初の全社朝礼で多くの社員が集まっていただき、私を見つめ話を真剣に聞いてくださる姿を見て、私は鳥肌の立つ思いでした。「こういう真剣に頑張ってくれる社員がこれだけ多くいるのだ」という充実感とでもいうのでしょうか。思わず「ここに集まってくださっている社員の皆さんとならば、絶対にこの不況は乗り切っていける!」と話してしまいました。でも本当にありがたいと思ったのです。
日常の業務の質、レベルは結局社員の実力なのですね。それは「能力」「スキル」と言う問題もありますが、それ以上に「やる気」「本気」という気持ちのほうが私は重要なのだと思っています。そういう気持ちの部分で今当社は非常に充実している、と感じられたことが私にとっては一番感謝したいことなのです。後は社長が方向性を間違わないことですね。社員の皆さんの真剣な活動をキッチリ成果に結び付けられる「勝てる方向性」に導かねばならないと改めて責任を感じています。
さて来期の記念すべき70期に向けて、今年も頑張りますよ。世界的大不況だろうが、そんなことに怯まずに、自分たちの道を愚直に前に進むことを皆でやりぬくことしかない、と考えています。




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