もっと早く書くつもりだったのですが、丁度一週間前の土曜日、この前のブログにも書いた「わくわくヒロインネットワーク」の全国集会に早稲田大学へ行ってきました。その後、そのご褒美?に「はるみ」というみかんを送っていただきました。これはポンカンと清美というみかんの子供なんだそうです。ややこしいことに、デコポンの兄弟なんですって。しかしこれが本当にうまかったんですよ。正に我々が目指す「感動的なおいしさ」でした。妻も子供も大喜びで、私も慌てて自分の分を確保しましたよ。こんなにおいしいみかんを作るなんて、日本の農業はすごい!と思いました。また丹精込めて作ったんだなあ、という作り手の愛情まで伝わってくるそんなやさしい甘さでした。
その全国集会ですが、やっぱりすごい刺激を受けて帰ってきました。パネルディスカッションの企業側のもうお一方が岐阜・サラダコスモの中田社長さんだったんですが、「農業はこれから世界規模で考えるべき。適地適作が大事なんだ。」という趣旨のお話をしたら、大変なことになってしまいました。長崎・五島列島で農業をしている、という最前列の女性が涙ながらに「だったら、私たちは農業をすべきではないんでしょうか。」と訴えて・・・。皆さん自分の農業に誇りと自信を持っている方が聴衆でしたから、ちょっと不穏な雰囲気になってしまったような・・・。
でも実は中田社長自身も日本の農業を真剣に考えて行動している方でして、中津川でチコリを栽培もしているんですよね。私よりずっと実際に日本の農業に携わっている方でした。でも一方でアルゼンチンでコーンを作っていて、それを語る時に「適地適作」という言葉を使ったがために、これにみんなが過剰に反応してしまったなあ、というのが私の率直な感想です。でも適地適作って別に大規模でやることばかりを指すんじゃないのではないかな、と思いました。つまり中山間地で小規模で自給自足に近い形で、でも地域の存続には非常に重要な役割を果たす農業も立派な違う意味での適地適作であるような・・・。輸入か、国産かという二元論で語るのではなく、やはりバランスが重要だと思いました。今の日本の豊かな食生活を維持するには間違いなく100%自給は無理なのですから。
そして次のテーマで「夢語り」というので17人の方が舞台でそれぞれ自分の夢を語ってそれを応援する人がまた発言する、という内容になりました。面白い夢を聞かせてもらって、それをまた「よーし、私が一番おいしいイチゴをあなたに送ってあげる!」とすかさず応援の発言があがる独特の雰囲気にちょっと飲まれてしまいましたよ。積極的な女性の集まりにたじたじでした。
その夢を聞きながら「自分だったらこの場で何を夢として語るんだろう?」と考えていたんですが、結論は「日本のお米をもっと食べてもらいたい」ということかなあ、と思いました。日本で一番たくさん、おいしく作れる作物はやっぱりお米なんだ、ということも今回わかりました。でも残念ながらそのお米はだぶつき、これだけ世界で穀物が逼迫しているのに、農水省は減反政策の強化、というどうも世界と逆行しているようなことを言っています。確かに供給を絞れば、お米の値段は上がるのかもしれませんが、その方向性はどうも間違っていると直感的に思ってしまいます。
やはりお米の価値をもっと理解してもらって、高い値段でも喜んで納得して買ってもらえるようにしていくことが価格の問題を解決していく方向だと私は思っています。しかしその「もっと食べてもらう」という量の問題は今まであまり深く考えていませんでした。どうしたらお米はもっと食べてもらえるのだろう。たくさん作ってもたくさん食べてもらって、しかも高い値段で流通できたら・・・。こういう日本にしたい、と思いました。しかしこれはもっとよーく考えないと、言っているだけになってしまうなあ。いつも「それを一歩掘り下げなければ実現はしないよ」と社員に言っている自分として恥ずかしく思います。さて、どうしよう。




ホームページを開いたら長澤さんのブログが載っていました。はじめてブログというものに書き込みをさせていただきます。
先日のヒロイン集会、お忙しい中、参加くださいまし本当にてありがとうございました。農業が農業だけではなくて様々な視野や視点から語られ、見直されるようになったら、きっと大切なものが見えてくる。食の原財料を作る農業者、加工する企業の方々将来を担う学生たち、それらの人達をつないで都会と田舎をみえるようにする。農業への取っ掛かりをつなぐという、しかも何の筋書きもない会場の参加者全体の討論会。コーデネーターの岸康彦先生に言わせると「とんでもない無謀な試み」に参加いただきまして本当にありがとうございました。しかも、とても楽しんでいただきまして、うれしいです。
私たちが水田で作った大麦がどのように姿を変えるのか。小麦がどのように小麦粉になるのか、農業者も学生も、もちろん一般消費者の方々も、もっとこういうことをわかったら、食べものを作る事や、食べることがたのしくなるなあと広い会社の工場を案内していただきながら貴重なお仕事を見せていただきました。学生たちを連れてきたらよかったのにとちょっと残念でした。
これからも、どうぞよろしくお願いします. おけら牧場 やまざきようこ
山崎さん、お忙しいのに書き込みありがとうございます。確かに今までなかなか経験したことのない会でしたよ。でも楽しませてもらいました。
まだ私は何もやっていないなあ、と思っていますがこれから一つずつ農業について何かできたらいいなあ、と思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。
今度は学生さんと一緒に当社へも来て下さい!
こんばんは
今更の書き込みですが、私は中田社長のお話を聞いて、とても楽になりました。
皆が、それぞれ自分の世界で真剣に農業と関わりを持っているんだなと。
それで良いんだと。
土地を持たない人にとって、農地を守るという表現に限界を感じるな〜と思っていたのですが、「土地」そのものに執着しなくても良いのだなと実感。誤解を招く言い方かもしれませんが、とにかく私も、自分の出来る世界で頑張ろう♪と元気を頂けたお話でした。
今更の書き込みではありますが・・・。