大麦畑にて

 昨日の日曜日から大麦食品推進協議会の総会のために、福井・芦原温泉に来ています。以前このブログで北陸の冬、天気が本当に変わりやすくしかも湿気が多いことを報告したと思うのですが、この時季の北陸は本当にさわやかなんですね。風がとても心地よく、今朝早起きして露天風呂に入ったときなど、最高でした。山梨とは似ているけれど、どこか違うんですよね。これが表現できれば小説家になれるのかなあ。

 昨日の総会では、池上会長を中心にまたまとまりの良い、しかも和やかな総会が無事終了しました。つくづく思うのですが、この協議会の取り組みは非常に真面目だなあ、と思います。サッポロビールさんも、事務局である全麦連さんも、そして我々精麦メーカーも大麦の素材の持つ素晴らしさを、科学的に証明して行き、それを生活者に地道に伝えていこう、という姿勢で一致していると思うのです。

 その分、どうもセンセーショナルではない、というか、大きな話題作りがもう一歩と言う感じもするのですが、それがこの協議会のスタイルであり、真面目に少しずつでも前進していくことでいつか大きな成長が来るのではないか、と期待しているところです。だから我々はなぜ大麦は体に良いのか、ということを各社が協力して追及していかねばなりませんね。それと同時にもっとおいしく、食べやすく、簡単な大麦食品を各社が基礎って作っていくことももちろん必要です。

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 みなさん、大麦の収穫の時期って知っていましたか?実は6月前半ころなんですよ。ちょっと驚いた方もいるのでは?穀物の収穫=秋、という図式が無意識に出来上がっている気がしますが、大麦は秋に種を蒔いて、冬を越して初夏に収穫するのです。麦秋ということばもあるように、今丁度大麦畑は収穫の前で、穂が黄色く色づいてきました。初夏の風に黄金色した大麦がサワサワと音を立てて揺れているのも中々良いものです。

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 今年は大変な暖冬だったこともあって、収穫が例年より1週間ほど早まりそうだ、と聞きました。でも冬の間、本当は雪で抑えられねばならないときに雪がなかったので、逆に茎が増えてしまって、栄養が分散される恐れがある、とも聞きました。冬の寒さが厳しいほど、成長をじっくり抑えてその分稲熟期に一気に栄養を溜め込む、という大麦の生育は何となく逞しいと思いませんか?麦踏、という習慣もかつてあったように、冬は厳しく鍛えられたほうが良い麦ができるのですね。何だか人生のようですね。これから収穫までの10日あまり、ここで太陽に照らされて一気に熟しおいしい大麦になってくれることを心から願っています。

 そういう冬を越した大麦が初夏を迎えて、爽やかな風にゆれ収穫を待つ姿、いいものですよ。実はまだまだ国内産大麦は不足しておりまして、もっともっと作って欲しいと我々は願っております。具体的に県や各JAさんにも働きかけはしているのですが、中々増えていかないと言うのが実情です。国内産大麦をもっと作ってもらって、我々ももっと良い大麦食品を作っていきたいと思っていますので、大麦産地の農家の方々、何卒ご協力をお願いします!

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの45歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年のヴァンフォーレ甲府がJ1で大活躍することを心から期待しています。