日本の朝ごはん

 今朝私は麦とろごはんとサバの塩焼きを食べてきました。もちろん味噌汁つきです。このところ出張続きだったので、この妻が作ってくれた朝ごはん、体に本当に染み渡りました。朝、味噌汁をしみじみと飲むとき、「ああ、日本人でよかった!!」と思います。そして今朝の麦とろ、というのがまた良いですねえ。手前味噌ですが、夏の朝にはピッタリです。麦とろの日を6月16日に設定したのは、駄洒落だったけれども季節感的にもピッタリでした。

 そうそう、余談ですが今日の「どっちの料理ショー」で麦とろとそうめんが対決するんですって。「麦とろ」がこうして夏の代表メニューになったことをうれしく思いました。これも麦とろの日のおかげですよね!?

 さて本題。日本の朝ごはんって本当に良く出来ているなあ、ということなんです。なぜかというと、油を使わないでも、全く問題なく美味しく食べられることです。

 パン食と比較するとよーくわかります。まずパンそのものを作るのに、油が要る場合もあります。また水分を含む量が少ないので、飲み込みにくいために、飲み物が要ります。水って言うわけにはいかないので、やっぱり牛乳でしょうか。オレンジジュースになると砂糖も加わってしまいます。そしておかずも、ハムエッグやサラダなどどうしても油が必要になってしまうんですね。代表的なおかずであるベーコンやソーセージも油っぽいですよね。ホテルの朝食バイキングで「洋食は油っぽいおかずだなあ」、と思うことしばしです。

 これに比べてご飯の場合、油も砂糖も全然要らないんですねえ。不思議に思うくらいです。水分も十分に含んでいますから、ご飯だけでもちゃんと飲み込めます。もちろん味噌汁がパートナーであればベストです。旬の野菜だって汁の実に出来てしまいますし、海藻も食べられますよね。おかずは焼き魚、大根おろし、漬物などでしょうか。佃煮は便利だけれど、ちょっと砂糖が多いでしょうかね。

 この自然の恵みあふれる、しかも油を人為的に使わない日本の朝ごはんって本当に素晴らしいとつくづく思います。でも一方でこういう朝食をきちんと食べている世帯ってどのくらいあるのだろうか、という心配が首をもたげます。よく朝、ご飯を炊くのは面倒くさい。パンのほうが楽だから、パンとコーヒーだけ、と言う声も聞きます。いつも最後はこの問題にぶつかります。ごはん食のほうが体に良いし、豊かだと思うんだけれど、現実は忙しくて、面倒くさくて、結局は出来ない、っていう問題です。でも実際にやってみると、思ったより楽だったりするんだけれどなあ・・・・。何とか、今の時代の生活者が喜んで、こういう朝ご飯が食べられるようにしたいものだ、と思う今日でした。

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コメント

朝ご飯のお話、本当に同感です。
日本茶も同じく・・・。
この「めんどくさい」を上回る感情は、どんなものがあるんだろうなと考えてしまいます。

◆ヘルシー・体に良い・ダイエット?
それとも、
◆美味しい・グルメ・こだわり?
やっぱり、
「妻の作ってくれた朝ご飯は染み渡る。」
「喜んで食べてくれる相手を見ると嬉しくなる。」
この感情が一番強いと思うんです。

でも、これからの時代。独り暮しがどんどんと増える。
そうすると、誰かの喜ぶ顔を見て自分も喜ぶ人って、少なくなる気がしませんか?
ますます「めんどくさい」が増えていき、簡便化が進みます。お茶も急須は必要なくなる。
皆でご飯を食べたり、お茶を飲んだりできる空間や時間がとても大切になるのだと思います。そんな体験はできないかな〜。
例えば、子供たちが地域の老人ホームで入所者に朝食を作ってあげ、一緒に朝ご飯を食べる体験とか。
子供たちがそういう人たちにお茶を入れてあげて、一緒に飲みながら話を聞く時間を作るとか。
「めんどくさい」って、強いパワーがあるので、それを払拭するための、喜び体験があるといいなと思います。

コメント、ありがとうございます。ゆうさんがおっしゃるように、「面倒くさい」を上回る価値、というのは何だろうか?というアプローチは私も非常に重要だと思っています。
確かに人間はいつも無意識に、こういう価値の比較をしていると思うのです。乾麺も、ゆでる手間とか麺をすすぐ手間とかに比べて、出来栄えはちょっとさびしい、というような価値の比較です。
そしてその比較となる価値、というのは往々にして気が付きにくいものだったりする、ということも思います。
でもこういう思いをもっていらっしゃる方がきっと日本には大勢いるんだ、ということを信じてそれぞれの道でがんばりたいですね。
これからもよろしくお願いいたします。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの45歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年のヴァンフォーレ甲府がJ1で大活躍することを心から期待しています。