雨畑硯

 隣町・鰍沢町に雨畑という地名があるのですが、そこでは昔から硯(すずり)作りが有名です。-ということは前々から知っていましたし、県外の大事なお客様には今までもプレゼントしたことはあり、大変喜ばれていたのですが、詳しいことは知らなかったんです。昨日、家族とちょっと身延のほうへ出かけたその帰りに立ち寄った「塩の華」という道の駅のような地元の産物を販売するところで、ふと雨畑硯と見かけて、急に欲しくなってしまいました。

 詳しいいわれとか、歴史は以下のHPを見てください。今から315年前、1690年に端を発しているんですね。ふーん。http://www.pref.yamanashi.jp/shouko/kogyo/densan/amahata_01.html

http://www1.odn.ne.jp/~aal75810/index.htm

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私の新しいお習字セットです。ちなみに筆は妻が誕生祝にくれました。

 その「塩の華」の脇に、硯を製造・販売している峯硯堂さんがありました。そこで妻と末娘は筆を選び、私は自分用にちょっと硯を探していたのですが、よくわからないので店主を呼んで説明と聞いたのです。

 筆を選ぶために、試しに水を含ませて書かせてもらうと、全然違うんですよね。やっぱり値段に応じて書き味が違うことを実感しました。そして硯ですが、最初は家で簡単に使うものだから4000円くらいの硯にしようと思って選んでいたんです。それで会計しようと思ったら、店主が「良かったらこっちに上って、良いものを眺めていってくださいよ」と言われたので、「ふーん、折角だから良いものというものも見てみよう」と軽い気持ちで上ったのですが・・・。

 やっぱり筆と同様こちらも値段に応じて違うんですね。店主いわく、「石の材質が全く違うんです。キメの細かさ、つやなど。これが墨を摺ったときに違いとして現れてくる・・云々」そう言われてしまうと、折角だから良いものを欲しくなるのが人情というものでして、結局その店主が勧める1万7千円の品を買ってしまいました。もちろんすごく値引いてもらいましたが、当初の予算を大幅に上回ったことは言うまでもありません。典型的な衝動買いですが、帰って早速墨を摺って使ってみると、やっぱり良いんですね。書き終えた後の墨の色が違うような気がします。(おそらく気のせいでしょうが・・)

 だからこの衝動買いは全然後悔していません。地元に住む人間として、その地の名産品を使うんだったら、それなりのものを使っていないといけないと思うんです。そしてその良さをわかるだけのものを使って、それをまた他の地区の人にも心から勧めていけるようになりたいですよね。そんなことで、今日またこの硯で来月の社長目標を書きたいと思っています。そうそう、字がうまくなる、という付加価値までもついている硯だと良いんだけれど・・・。(苦笑)

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コメント

雨畑という地名は、鰍沢にもあるのですか?早川町ではないですか?

早川町雨畑は硯の原石の産地で、昔は多くの職人さん達で賑わったそうです。今も「硯匠庵」という施設で、たった一人の職人さんが、想いを込めて掘り続けていらっしゃいます。
硯彫り体験もできるし、ギャラリーもあるので、ぜひぜひ地元の名品に触れ、その良さを感じてください。私も、他の地区の人に心から勧められるものが地元にあって幸せです。どんどん伝えていきたいですね。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの45歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年のヴァンフォーレ甲府がJ1で大活躍することを心から期待しています。