昨日は当社の重要取引先である加藤産業さんの現役の専務でいらっしゃった羽入田武久さんの葬儀ならびに告別式に参列してきました。つい最近まで本当にお元気でしたので、その訃報を伺ったときには信じられない思いがしました。この年明けから東京に赴任され、正に営業の最前線でその采配を振るうことが期待されていた矢先の出来事であり、本当に残念なことです。
お話によると40年以上加藤産業に勤められ、入社当時130億円だった売上を、今の5000億円を越える規模にする過程で常に営業の中心であったことを知りました。そのお人柄、能力、熱意は常に尊敬に値するものであり、加藤産業さんの大きな大きな柱であったことを改めて理解しました。ご家族を始め、関係の深い方々にとってそういう方を失う悲しみ、衝撃は計り知れないものだと拝察いたします。弔辞の中で加藤社長が述べられた「会社にあっては良き仲間であり、良き上司であり、家庭にあっては良き夫、良き父、そして何より良き男でした」という言葉、特に最後の良き男、というのに涙しました。本当に立派な方だったんだなあ、と素直に納得しました。心からご冥福をお祈りいたします。
さてその加藤和弥社長は私の同年代であり日ごろからお付き合いさせていただく非常に素晴らしい経営者なのですが、昨日の姿はまた立派でした。弔辞の内容、主催者を代表しての挨拶、ともに心を打つ内容でした。しかし顔面蒼白の面持ちで必死に語るその姿に、経営者として非常に厳しい試練を迎えられたなあ、との思いも持ちました。経営、営業の大きな柱を失ってしまうことの深刻さ、です。彼が弔辞を読む姿に、戦国時代の若き総大将が歴戦の武将を失った姿をダブらせていました。
でも彼は「1兆円企業への夢を、この霊前に誓います。」と言いました。これがまた彼とその企業を強くすることなのだな、とも感じました。きっと羽入田専務の無念を、みんなの手で晴らす、という新たな強い動機が組織に芽生え、前進していくのだろうと思いました。経営者はどんなことがあっても、常に前を向いて組織を進めねばならない宿命があると思っています。昨日の加藤社長の立派な姿を見て、それをまた確認した気がしています。加藤産業さんの益々のご発展を心から祈る一人であります。




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