当社では毎年、「若者の自己研鑽」と言う制度に基づいて、お盆休み明けに社内の若手から1年間取り組んだテーマのレポートを提出してもらっています。実は昨日、各部署の選抜メンバーのレポートを読ませてもらったのですが、実に感動いたしました。最近、早くもちょっと涙もろくなった(元々、と言う噂もあり?)私は、目頭がジンワリくるものもありました。とにかく、一人一人がそれぞれの部署で、一生懸命良い仕事をしようとしてくれる姿勢に本当にありがたいことだ、と思いました。
会社って言うのは、こういう現場でいつも地道な、だけれども無くてはならない、大事な仕事をしてくれている方々に支えられているんだ、という当たり前のことを再認識しました。私はこういう人たちに、やればやっただけの成果、満足感、これを”やり甲斐”と言うのでしょうか、を得られる”場”を提供しなければなあ、と思いました。
毎年、感動するレポートを提出してくれている経理のYさんという女性がいます。彼女の今年のレポートは、また一段と彼女の成長を感じさせるものでした。というのは、「他の部署への思いやり」がその問題意識に加わったのです。自分の仕事を効率よく、と言う発想も大事なことですし、これでも十分立派だと思います。彼女のレポートは今まではそういうところまでは来ていました。しかし今年は、自分が関わる他部署の立場を考え、どうしたらその担当者がもっと楽になれるか、という発想で改善に取り組み成果をあげ、その部署の方から感謝されたそうです。また自分から関係部署に「何か不便なことありますか?あったら言ってください」というアクションを起こしたのです。視野を広げ、行動を起こす、というモットーに則って、素晴らしい活動をしてくれた、と思います。ありがとう!
また企画グループのYさんは、麦茶の企画担当になってからの1年弱で大きな成長をしてくれました。丸粒麦茶に情熱を傾け、営業マン、工場、経営陣を動かし、成果を上げました。私の持論である「情熱が人を動かす」を、正に証明してくれたと思います。彼女のレポートも、「何とかこうしたい!」という熱い思いに貫かれた立派なものでした。来年は1億円に挑戦してくれよ!ありがとう!
山梨営業所のKさんも成長したな、と思った一人です。受注ミスの原因を受注方法別に分析し、それぞれに対して対策を打ちました。その過程では営業マン、得意先にも協力してもらって、やはり皆を動かしています。ファックスの受注を確実に処理するための、ボックスも自分で考案し、そのお陰で受注ミスも減ったようです。彼女も、自分の仕事がミスすることでどれだけ他の人に迷惑をかけるかを十分理解して、その撲滅に自ら周りを巻き込んで取り組んだことに、彼女の成長を感じました。
また乾麺工場のK君のレポートも立派でした。もちろん彼だけで達成したことではありませんが、彼もその主力メンバーとして主体的に改善に取り組んだことが良くわかります。今まで諦めていた「油汚れ麺」の発生に、徹底して取り組んで50数項目の地道な対策を打ち続け、このクレームを退治したことは、私ははくばく史上に残る良い仕事だと思います。これに満足しないで、さらに新しい課題を見つけ、この撲滅にもまた積極的に取り組んでいることに感動しました。
会社って言うのはこういう風に人間が成長する場なんだな、とうれしくなりました。真剣に打ち込んで自分としての考えを持って努力し続ける、これは正に人間の成長する過程そのものですよね。私はそういう成長する皆さんともっともっと良い会社にしていきたいと、また心に決めました。社員にとって良い会社とは?給料も良いけれど(必要条件)、もっと大事なのは自分の仕事が楽しく、成長が実感できることではないかな、と思いました。人間の本来持っているすんごい可能性を、何とか少しでも多く発揮してもらって、有意義な人生を送るお手伝いを経営者として少しでもできたら・・・と思っています。




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